小林麻央 がん公表後初のテレビ出演 緊張感ある“本番”が良薬に

[ 2017年1月6日 05:30 ]

9日放送の日本テレビ「市川海老蔵に、ござりまする」でインタビューに答える小林麻央
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)の妻で、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央(34)が5日、今月9日放送の日本テレビ「市川海老蔵に、ござりまする。」(後10・00)に出演することをブログで明かした。がん闘病を公にしてからテレビカメラの前で語るのは初めて。

 4日には「気合い」と題したブログで「今日は、二ケ月ぶりにお化粧をし、朝から緊張していました。」と、インタビューを受けたことを明かしていた。「誰から伺ったお話か忘れてしまいましたが、“本番がある人は、病の後、回復しやすい”のだそうです」と緊張感ある本番が良薬になることをつづっていた。

 「市川海老蔵に…」は、2014年から毎年1月に放送している一家のドキュメンタリーで、今回が第4弾。麻央は16年1月3日放送の第3弾に長男の勸玄くん(3)らと出演しており、テレビ番組出演はその時以来となる。

 出演を決意した理由についてブログで、自身の闘病に関してインタビューを受ける海老蔵の姿を見て「私に関することも何でも答えている姿を見て、申し訳ないなぁ ありがたいなぁと思いました。私にも何か少しでもできることがないかなと、思った時に、主人の密着番組のことが浮かびました」とした。

 インタビューは麻央が自ら提案し、4日に入院する病室で行われた。自身の闘病を支える海老蔵への感謝や思い、心の支えになった海老蔵の言葉、夫婦の絆が強まったと感じた瞬間などを語っている。番組ではほかに、海老蔵が行った昨年6月のがん公表記者会見の舞台裏、親子水入らずで過ごした夏休み、献身的に妻をサポートする海老蔵の姿など、夫婦の現在の日常も放送される。

 ◇麻央の闘病公表後からこれまで

 ▼16年6月9日 海老蔵が会見を開き、麻央の乳がんを公表。約1年8カ月前から闘病していることを明かした=写真

 ▼9月1日 麻央が自身のブログ「KOKORO.」を開設

 ▼9月20日 乳がんが肺や骨に転移していることを明らかに

 ▼10月1日 手術を受けていたことを報告。「根治手術ではなく、局所コントロール、QOLのための手術です」と説明

 ▼10月3日 自身のがんがステージ4であることを告白

 ▼10月10日 子供たちの運動会を見に行ったことを報告。「娘も息子も、思いっきり楽しんで参加していて、本当にうれしかったです」とつづった

 ▼11月23日 英BBC放送が選ぶ社会に影響を与えた女性100人に選出され、同局公式サイトに麻央が寄稿した文章が掲載される

 ▼12月7日 ブログで約1カ月続けた放射線治療が終了したことを報告

 ▼12月20日 医師の指示により入院していたことを明かした

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2017年1月6日のニュース