佐藤健&土屋太鳳 実話ラブストーリー「8年越しの花嫁」W主演

[ 2016年12月7日 05:34 ]

映画「8年越しの花嫁」に主演する佐藤健とダブル主演で花嫁役を演じる土屋太鳳
Photo By 提供写真

 俳優の佐藤健(27)と女優の土屋太鳳(21)が、実在のカップルの感動ラブストーリーを映画化する「8年越しの花嫁」(来年冬公開)でダブル主演する。

 モデルとなるのは岡山県在住の中原尚志さん、麻衣さん夫婦。07年3月の挙式に向けて準備していた06年末、麻衣さんが突然病気に襲われ、難病の「抗NMDA受容体脳炎」と診断されて長い昏睡(こんすい)状態になった。その後、意識を取り戻し、リハビリを経て、8年後の14年12月に挙式。その模様を式場の運営会社が撮影し、昨年「8年越しの結婚式」としてYoutubeに投稿して話題になり、書籍化もされた。

 映画は瀬々敬久監督(56)がメガホン。脚本は次期NHK連続テレビ小説「ひよっこ」も手掛ける岡田惠和氏(57)が担当する。いつ目が覚めるか分からない婚約者を献身的に支え続け、意識障がい、リハビリなど試練を乗り越えた2人の純愛を描く。

 来年1月から始まる撮影を前に、佐藤は「あるカップルに舞い降りた奇跡の実話を、少しでも多くの方に伝えたいという思いで引き受けました。敬意を込めて、全身全霊をささげ撮影に臨みます」と意欲十分。土屋はこれまで明るく健康的な役が多く、難病と闘う役どころは新境地。佐藤とは14年の映画「るろうに剣心」以来の共演で「魂を削り、役を生きる背中は常に私の目標です。全力でぶつかります」と意気込んでいる。

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2016年12月7日のニュース