ジミー・ペイジ演奏せず 主催者一転返金対応「失望」した観客に

[ 2016年11月20日 19:40 ]

ジミー・ペイジ

 今月11日に東京・両国国技館で行われた「CLASSIC ROCK AWARDS(クラシックロックアワード)2016」に出演した世界3大ギタリストの1人、ジミー・ペイジ(72)が演奏しなかった問題で、主催3社は20日、公式サイトで声明を発表。イベントに“失望”した来場者のチケット代金を返金すると発表した。

 最も高額なチケットは30万円。主催者が14日に公式サイトで謝罪した際は「本イベントは、ジミー・ペイジ氏の単独コンサートではなく、多数の出演者によって構成されるイベントですので、演奏が行われませんでしたが、イベント自体は成立していると判断しております。 そのため、チケット代金の返金はできかねますので、ご理解のほど、お願い申し上げます」と払い戻しには応じないとしていた。

 一転、この日は「CRA2016に来場された多くのロックファンの皆さまは、過去にない素晴らしいイベントを体験していただけたと思います。しかし、その一方で、CRA2016開催にあたり、誰がプレゼンターで誰が演奏するのかということについて認識の相違があったことを確認しました。この認識相違により一部のご来場者さまのご期待に応えられなかったため、CRA2016へご来場されたすべてのお客さまには、次年度開催予定の『CLASSIC ROCK AWARDS 2017』チケットの先行販売を行い、かつ割引価格でご提供致します。一方で、CRA2016に失望されたご来場者さまには、チケット代金をご返金させていただきます」とした。

 返金受付期間は12月20日まで。 

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2016年11月20日のニュース