「24時間テレビ」瞬間最高視聴率35.5% たい平完走、笑点メンバーと「サライ」熱唱

[ 2016年8月29日 10:20 ]

<24時間テレビ>笑点メンバーが林家こん平(前列左)と林家たい平(前列右)をバンザイでたたえる(後列左から)三遊亭小遊三、三遊亭好楽、林家木久扇、林家三平、三遊亭円楽、春風亭昇太、山田隆夫

 27日から28日にかけて生放送された日本テレビ「24時間テレビ39 愛は地球を救う」の瞬間最高視聴率は35・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが29日、分かった。

 瞬間最高視聴率を記録したのは午後8時48分で、林家たい平(51)がチャリティーマラソンを完走し、師匠・林家こん平(73)や笑点メンバーと「サライ」を熱唱する場面。三遊亭円楽(66)は「よく頑張った!師匠の教えを守った!」と、たい平の激走をたたえる感動の瞬間だった。

 また、2日間(27日後6・30~28日後8・54)の番組平均は15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。歌手のDAIGO(38)がチャリティーランナーを務めた昨年の「24時間テレビ38」も同じく15・4%をマークしており、2年続けての好視聴率となった。

 23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された俳優、高畑裕太容疑者(22)が出演予定だったため、「NEWS」の小山慶一郎(32)が急きょドラマの代役を務めるなど前代未聞のドタバタ劇となった。

 毎年恒例の看板番組の放送4日前に、出演者が逮捕される異常事態。大慌てで準備を行い、桂歌丸(80)の「24時間テレビの時間が始まります」という開始宣言を聞いた同局関係者は一様に胸を撫で下ろした。「こんなドタバタは初めてだった」という声も漏れた。

 「NEWS」の加藤シゲアキ(29)主演のドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」で、高畑容疑者の出演場面を差し替えるための撮影は25日の早朝から深夜まで行われ、26日はスタッフが終日編集作業を行い、何とか放送に間に合わせた。小山は番組冒頭で「いろんなことがありましたけれども、一丸となってこの日を迎えることができました」とあいさつした。

 1978年の第1回放送から今年39回目。「NEWS」が2009年以来2度目のメーンパーソナリティー、女優の波瑠(25)が初のチャリティーパーソナリティー、総合司会を羽鳥慎一アナウンサー(45)と水卜麻美アナウンサー(29)が務めた。

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