ビートたけし 東京五輪開会式の演出構想を披露「東京大空襲、聖火は座頭市が…」

[ 2016年8月29日 07:11 ]

TBSの特番「ものづくり日本の奇跡」の収録を行った、(左から)ビートたけし、高橋礼華、松友美佐紀、綾瀬はるか、安住紳一郎アナウンサー

 ビートたけし(69)、女優の綾瀬はるか(31)らがこのほど、TBSの特別番組「ものづくり日本の奇跡 日の丸テクノロジーがオリンピックを変えた 元気が出る60年物語」(9月3日後9・00)の収録に臨んだ。

 リオ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華(26)・松友美佐紀(24)組をゲストに迎え、東京五輪以降の日本人選手の活躍を支えたラケットやボール、ウエアなどの技術革新に迫る内容。たけしは“タカマツ”ペアと初対面し、「かわいいねえ。どっちが、かわいいかは言わないけれど」といきなり毒づいた。

 日本の技術については、「選手の技術が上がるにしたがって、対応できる道具も進化していく。またそれを使いこなす技術が上がっていくから、10年後のバドミントンなんてどうなっちゃうんだろう」と分析。さらに、「体操だって、跳馬っていうくらいだから前に馬の顔がついていたら面白い。鉄棒なんて、歯でくわえて回るようになるんじゃないか」と独自の理論を展開した。

 4年後の東京五輪における開会式の演出についても、「俺に決まっているんだけれど、まだ誰も言ってこない」と言及。08年の北京でのチャン・イーモウ(64)以降、12年のロンドン(ダニー・ボイル)、そしてリオ(フェルナンド・メイレレス)と映画監督が手掛けているが、「ロンドンは産業革命の時から見せたわけだから、東京は大空襲の焼け野原からやればいい。聖火は座頭市がつけるんだけれど、どこにつけるか分からないから困っちゃう。そんなことばかり言っていたら、相手にされなくなった」と自ちょう気味に構想を披露していた。

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2016年8月29日のニュース