歌舞伎町に「ゴジラロード」誕生!体長と同じ118・5メートル

[ 2016年7月26日 05:30 ]

映画「シン・ゴジラ」プレミアイベントでポーズをとる出演者と監督たち(前列左から)庵野秀明総監督、竹野内豊、長谷川博己、石原さとみ高良健吾(後列左から)樋口真嗣監督、尾上克郎准監督、市川実日小、大杉漣、塚本晋也、松尾論

 日本で12年ぶりに製作されたゴジラシリーズの映画「シン・ゴジラ」(総監督庵野秀明)の公開を29日に控え、東京・新宿の歌舞伎町の通りが「ゴジラロード」と命名された。25日に同地で開かれたプレミアイベントで発表された。

 ゴジラロードは靖国通りから新宿東宝ビルにかけて南北に伸びる「セントラルロード」と呼ばれている通り。今作のゴジラの体長と同じ118・5メートルで登録し、25日から呼称の使用を開始した。配給の東宝によると地名や通りにゴジラの名前が入るのは史上初。

 歌舞伎町側は「ゴジラの街」として定着させたい意向だ。昨年オープンした新宿東宝ビルの8階部分には頭部の巨大オブジェ「ゴジラヘッド」があり、観光客も増加中。さらなる起爆剤にしようと、飲食店などで構成する「歌舞伎町商店街振興組合」が命名を提案。東宝がこれに賛同し、新宿区も命名を認めた。

 同振興組合では、飲食店での「ゴジラメニュー」の提供も計画。今作の特技監督・樋口真嗣氏は「ゴジラ料理を食べたい。“ゴジラ焼き”とか“ゴジラ寿司”を出してほしいね」と期待した。

 この日は出演者らがゴジラロードに敷かれたレッドカーペットを歩いた。主演の長谷川博己(39)は命名について「こんなにうれしいことはない。新宿区の懐の深さに感動した」と笑顔。石原さとみ(29)も「新宿区にふるさと納税をしようかな」とご満悦だった。

 日本生まれのモンスターでは「ポケモンGO」が世界を席巻中。長谷川は対抗心を燃やし、「ポケットに入る小さいモンスターを追いかけるのもいいですけど、この夏は史上最大のモンスターを一緒に追いかけてほしいです」とアピールした。

 今作はゴジラと日本政府との戦いを描く。

続きを表示

この記事のフォト

2016年7月26日のニュース