小室哲哉、杉良太郎からのダメ出しで1曲ボツも「すぐ理解できた」

[ 2016年7月26日 15:15 ]

「知って、肝炎プロジェクトミーティング2016」に出席した小室哲哉

 音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が26日、都内で行われた「知って、肝炎プロジェクトミーティング2016」に、歌手で俳優の杉良太郎(71)らとともに出席した。

 今年4月に、小室が肝炎対策大使に就任したのを機に、同プロジェクトのテーマソングを制作することが発表され、この日、小室プロデュースの楽曲「笑顔の明日」のMVを初披露された。杉から「みんなで歌える曲にしないか」という提案からスタートした同楽曲について小室は「その一言でこんなにすごいことになってしまった」と話し、「1フレーズのためだけにスタジオに出かけて、スタジオに入って覚えてヘッドフォンをして、1行のためにこれだけのプロの方たちは普通やりませんよ」と興奮気味にコメント。「昔、『We Are The World』という曲がありましたが、あのレベルだと思っています」と胸を張った。

 また、同楽曲について、肝炎総合対策推進国民運動特別参与で、同曲のエグゼクティブプロデューサーの杉は「小室さんには迷惑をかけて、頭にきたかも知れないんですけど、1曲目がボツになって、でも小室さんは嫌な顔をしないで取り組んでくれた」と告白。これに小室は「これだけやってきて改めて楽曲制作の難しさを知りました」と吐露し、1曲目に普通のポップスを作ったそうで「演歌の方がポップスを歌ったり、普段、歌を歌わない方は歌うことに苦労されたと思うんですけど、そういうところを杉さんは最初から分かっていらっしゃった。みんなで歌える曲ということで提案を受けて、すぐ理解できて、皆さんの協力で完成できました」と打ち明けた。

 イベントでは、同プロジェクトのスペシャルサポーター任命式も行われ、EXILEのNAOTO(32)、AKB48の木崎ゆりあ(20)ら総勢20人が登壇した。同プロジェクトは、2012年より肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて、自ら積極的に行動していくことを目的として実施している活動。

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