ポール、マーティン氏悼む「第2の父のような存在だった」

[ 2016年3月9日 21:22 ]

 「第2の父親のような存在だった」。ビートルズの元メンバーのポール・マッカートニーは自身のホームページで悲しみを吐露した。8日死去した英国人プロデューサー、ジョージ・マーティン氏には多くの音楽関係者が哀悼の意を寄せた。

 「神の加護を」。1970年にビートルズが事実上解散した後も交流を続けたドラマーのリンゴ・スターが9日、ツイッターでマーティン氏の死去を伝えると、英メディアはトップニュースで速報した。

 マッカートニーは「素晴らしいユーモアと能力で、ビートルズを成功へと導いた」とホームページで思い出をつづり、「世界は偉大な人物を失った」と死を悼んだ。

 ビートルズの名曲を楽器パートごとの音に分解し再構成したことで話題となったアルバム「LOVE」(2006年)を、マーティン氏と共同で制作した息子のジャイルズさんは「あなたの息子だったことを誇りに思う」とツイッターに投稿した。

 故ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコの息子ショーン・レノンは「残念で言葉がありません」とインターネット上の写真共有アプリ「インスタグラム」に記した。

 キャメロン英首相はツイッターで「音楽界の巨人」と、マーティン氏の功績をたたえた。(共同)

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2016年3月9日のニュース