仲代達矢 意外?初挑戦の国民的俳優役は「すごく照れくさい」

[ 2015年8月12日 16:06 ]

「破裂」の取材会に出席した(左から)滝藤賢一、椎名桔平、仲代達矢

 俳優の仲代達矢(82)が12日、横浜市のスタジオで行われたNHK総合の連続ドラマ「破裂」(10月10日スタート、NHK総合、土曜後10・00、全7回)の取材会に主演の椎名桔平(51)らが出席した。

 仲代は椎名演じる主人公の心臓外科医・香村の実父で、香村が研究を重ねてきた治療法の第一被験者となる心不全を患う国民的俳優を演じる。意外にも俳優を演じるのは「初めて」だといい、「俳優の役をやるのは見当がつかない。照れくさいんですよね…」。しかも“国民的俳優”という特殊な役どころだけに「国民的俳優っていうのは共感できない。なんかすごく照れくさい…。(役柄で)一番共感できないのは国民的俳優を言われることです。原作者には悪いですが」と続け、照れ笑いを浮かべた。

 そんな仲代について椎名は「仲代達矢さんとご一緒できて、感無量。我々、俳優の世界においてはとてつもなく大きな存在です。日々、仲代さんの背中を見ながら、大きな胸に思い切って飛び込んで芝居をさせていただいています。本当に光栄です」と恐縮。これに仲代は「タジタジとして演技をしています」と応え、笑いを誘っていた。

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