秦基博「縄文大使」任命に本音「ピンとは来てない」 任期に不満?

[ 2015年7月3日 12:40 ]

「あおもり縄文大使」任命式で、縄文土器のレプリカを手に笑顔の(左から)秦基博、三村申吾青森県知事、池田貴史

 ミュージシャンの秦基博(34)と「レキシ」名義でも活動する池田貴史(40)が「あおもり縄文大使」に就任することになり、3日に都内で行われた任命式に縄文の衣装をまとい、笑顔で出席した。

 9月に青森県の三内丸山遺跡で開催される「第27回世界遺産劇場」でライブをする2人は、「北海道、北東北の縄文遺跡」の世界登録を目指す運動を応援する大使として任命された。感想を求められた秦は「正直…ピンとは来てません」と本音をポロリ。秦の微妙な表情に笑いがもれる中、「ピンとは来てないものの、世界遺産登録に微力ながらも音楽を通してバックアップできたら」と意気込み。

 それとは対照的に「このために歴史の活動をやってきた。人生で2番目にうれしい。俺がどんなに縄文が好きでやってきたか。ずっと遺跡でライブをやりたいと言ってきて、今回やっとなんです」とその思いを爆発させた池田。「感動が伝わっていないのか、若干イヤ。歯がゆい」と温度差の違いに不満をもらしつつ、「ぜひ掘らせていただきたい。ライブの時間を削ってでも…」と三村申吾青森県知事に発掘活動への参加まで猛アピール。これには三村知事も「ミトコンドリアが全部縄文…」と池田の思いを受け止め、「大使だからこれはやってもらいましょう」と快諾した。

 この日は2人とも縄文人へのリスペクトを込めて縄文の衣装で出席。「普段着がこういう服なのかと思われるとマズイ」と秦が困惑する一方で、池田は「博物館の匂いがしてすごくうれしかった」とハイテンション。「本当に好きです、俺。遺跡の一部になれたような気がする」と気持ちを高ぶらせ、「(ライブで)やぐらの上に乗りたい」と夢をふくらませた。終始、複雑な表情を見せていた秦だったが、去り際、「大使の任命期間が(世界遺産への)登録までってなってるんですけど、本当は登録した後ですよね」と不満をもらし、会場の笑いを誘っていた。

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2015年7月3日のニュース