堤真一 16年ぶり連ドラ主演で奮闘「脳みそが危機。許容量超えてる」

[ 2015年6月25日 13:50 ]

フジテレビ連続ドラマ「リスクの神様」製作発表に出席した(前列左から)堤真一、戸田恵梨香(後列左から)平幹二朗、小日向文世

 俳優の堤真一(50)が主演するフジテレビの連続ドラマ「リスクの神様」(7月8日スタート、毎週水曜後10・00、初回15分拡大)の製作発表が25日、都内で行われた。

 不正利益供与や食物への異物混入など、企業のさまざまトラブルを解決させようと奔走する危機管理の専門家たちによる社会派の群像劇。堤は、米国から日本の一流商社にヘッドハンティングされた危機管理のスペシャリストという役どころで、「最近でも大きなハンバーガー屋さんや、大きな航空会社のお嬢さんの何とかリターンなどがあって、すごくタイムリー。ドラマにしていいのかという思いもあったが、脚本とキャスティングにしびれ、刺激のある理想的な現場で楽しくやっている」と言葉を選びながら充実感をにじませた。

 小日向文世(61)は「ペヤングソースやきそばですね。大好きなので、復活して良かった」と追随すると、堤がすかさず「だから、実名は出すなって」と“危機回避”を図った。

 自身が経験した危機については、「今は脳みそが危機。許容量を超えている」と苦笑い。連続ドラマ主演は16年ぶりでもあり、「セリフの量もそうだけれど、普段使い慣れない言葉が多い。脚本を読んでいても文字か記号か分からなくなってきて、失敗したなあとも思う」と悪戦苦闘している様子。ヒロインの戸田恵梨香(26)も同様で、数カ国語を操る才女という設定に「日本語しかしゃべれませんけれど、何とかやっています。5話で英語のやり取りがあるんですけれど、(撮影が)押すか押さないかは私にかかっている」と気を引き締めていた。

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