鈴鹿の地域ＦＭ　放送事故を謝罪…全従業員が退職願、生放送できず

　給料未払いがあったとして今月１９日付で全従業員８人が退職願を出して出社せず、２０～２１日に一時生放送ができなかったと報じられた鈴鹿市のコミュニティーＦＭ「鈴鹿ヴォイスＦＭ」を運営する鈴鹿メディアパークは２４日、公式サイトで放送事故を謝罪。新体制による局の維持を表明した。

　「このたび、一部報道の全社員退職に伴う放送事故および番組内容変更につきまして、色々とご心配をおかけし、お騒がせしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「今後、新体制にて管理体制を一層強化し、鈴鹿ヴォイスＦＭを継続的に維持していく所存でございます」とした。

　２０、２１日の生放送「めっちゃすずか！ホリデイ」（土～日曜正午）は休止したが「それ以外の自社番組および２２日からの朝・昼・夕方の生放送番組につきましては通常放送しております」と報告した。

　「鈴鹿市の安心安全を守ること、および地域振興等寄与してまいりたいと思いますので、引き続き鈴鹿メディアパークならびに鈴鹿ヴォイスＦＭをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます」と呼び掛けた。