広瀬すずで「ちはやふる」実写化 茶髪ロングヘアで映画初主演

[ 2015年6月24日 05:30 ]

初主演映画「ちはやふる」で、主人公の綾瀬千早を演じる広瀬すず

 女優広瀬すず(17)の初主演映画が決定した。コミック累計発行部数1200万部を超える人気漫画を2部作で実写化する映画「ちはやふる」(監督小泉徳宏)。トレードマークの黒髪ショートボブを封印する。

 競技かるたを題材にした同作の主人公・綾瀬千早は、茶髪のロングヘア。そのため、広瀬は5月からの撮影に、ウイッグを着けて臨んでいる。千早は身長も高く「自分とは違うイメージかな」と不安もあったが、現場を訪れた原作者・末次由紀さんが広瀬を見て「千早がいる」と納得するほど、ハマっているという。

 競技かるたを通じ、高校生の成長と淡い恋愛を描く青春ストーリー。製作側は、広瀬の強い目力や存在感、透明感にほれて起用した。3月中旬から実在のかるた会に通い、畳で膝を擦りむきながら猛特訓。「千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたい」と意気込む。

 2部作で、来年3月に「上の句」、4月に「下の句」を公開。同級生の真島太一を野村周平(21)、千早をかるたに引き込んだ綿谷新を真剣佑(18)が演じる。

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