梅沢富美男「もうあんな骨のある役者出てこない」人柄しのぶ

[ 2015年5月29日 05:30 ]

TOKYO MX「バラいろダンディ」放送終了後に会見した出演陣の(左から)苫米地英人氏、梅沢富美男、橋本マナミ

今井雅之さん死去

 今井さんと、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)での共演のほか、親交の深かった俳優の梅沢富美男(64)は「もうあんな骨のある役者は出てこない」と夭折(ようせつ)を惜しんだ。

 この日の「バラいろ…」は今井さんの席をそのままにしてスタート。梅沢は「惜しい男をなくした」と涙を浮かべた。7日の放送で今井さんが「2週間は治療に専念します」とレギュラー番組を休むことを発表。これが最後の公の場となり、くしくも28日に復帰すると約束していた。

 00年のドラマ共演を機に意気投合。映画出演のオファーを受けていたといい「去年のうちに簡素な台本を書いてきてくれた。それは僕の宝になる」と話した。「漢(おとこ)という意味で、唯一芸能界に残っていた俳優」と語った。

 ≪主演舞台の映画化楽しみに≫計画していた映画は、今井さんが主演、脚本などを手掛けた舞台「手をつないでかえろうよ」の映画化。奈良橋さんが監督、共演者には梅沢らが名を連ねる。今井さんは「ヒロインはオーディションで選ぶ」などと楽しみにしていた。遺志を継いで製作するかどうかは未定。

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