ミス日本に元シンクロ代表 芳賀千里さん 2426人の頂点に「勇気出して良かった」

[ 2015年1月26日 14:54 ]

<「第47回 ミス日本グランプリ決定コンテスト2015」>47代目ミス日本グランプリに輝いた芳賀千里さん

 「第47回ミス日本コンテスト2015」が26日、東京・新宿の京王プラザホテルで開催され、最終選考に残った14人の中から、元シンクロナイズドスイミング日本代表の芳賀千里さん(22)が47代目のミス日本グランプリに輝いた。

 25日の前夜祭で発表された「ザ・ブリリアント賞」と2冠となった芳賀さんは、東京都出身で日本女子体育大に在学中。シンクロナイズドスイミングの日本代表として活躍したが、けがで引退。新たな道を模索してミス日本に挑戦し、2426人の応募者の頂点に立った。

 芳賀さんは自分の番号を呼ばれた瞬間、手で顔を覆い、大粒の涙を流し、スピーチでも涙は止まらず。涙を拭いながら「今年一年、本当に苦しいことばかりでした。勇気を出してミス日本に応募して、13人の候補生たちに支えていただき、今日を迎えることができました。辛い時に支えてくださった方への感謝を胸に、今年のミス日本グランプリとして相応しい女性になれるよう、そして私の笑顔で幸せな気持ちになっていただける女性になりたいと思います」と受賞の喜びを口にした。

 グランプリとともに各賞も発表され、「水の天使」は柴田美奈さん(19)、「海の日」は大河南都子さん(20)、「ネイチャー」に代わり新設された「みどりの女神」は佐野加奈さん(20)、「ミス着物」は倭(やまと)早希さん(21)、準ミス日本には秋山果穂さん(21)が選ばれた。

 女優の山本富士子(83)、藤原紀香(43)らを輩出した伝統ある「ミス日本コンテスト」は47回目。「行動する新日本美人」をテーマに開催された今回の応募者は2426人で、決定コンテストには全国5地区から選ばれた14人が参加。水着審査、ドレス審査などに加え、自己PR、質疑応答などを経てミス日本にふさわしい女性が選出された。

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