佐村河内氏「笑いのネタにされた」フジIPPONグランプリ審理へ

[ 2014年12月18日 05:30 ]

佐村河内守氏

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は17日までに、フジテレビ系で5月24日に放送されたバラエティー番組「IPPONグランプリ」について審理入りすることを決めた。作曲者偽装問題が発覚した佐村河内守氏が「“お笑いのネタ”にされて侮辱された」などとして、謝罪を求める申立書を同委員会に提出していた。

 放送人権委によると、番組は大喜利の形式で「幻想音楽家 田村河内さんの隠し事を教えてください」という題を出し、芸人らが容姿などをからかった回答をした。

 番組についてフジテレビは、佐村河内氏を想定した出題だったと認めながらも「回答者の知的な発想力を求める出題が、申立人を侮辱することなどあり得ない」などと反論している。

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2014年12月18日のニュース