戦国時代!今度は泡ドル!列島元気に「ハジけろ!ジャパン」

[ 2014年8月17日 05:30 ]

<泡フェス>お披露目された泡ドルの(前列左から)シュリン、ハルカ、ホノカ、マナ(後列左から)ユイ、シオリ、ヒロコ、ミナミ

 落語ができる「落ドル」や鉄道好きの「鉄ドル」など一風変わったアイドルが話題を集める中、泡を発射するパフォーマンスで日本を元気にする「泡ドル」が誕生した。16日、東京都江東区の豊洲MAGIC BEACHで行われた野外フェスティバル「泡フェス」でお披露目された。

 オーディションで選ばれた10~20代の女性9人組で、メンバーはユイ、ミナミ、ヒロコ、シオリ、マナ、ホノカ、ハルカ、ジュリン、ルゥ。この日はルゥが欠席したが、8人がステージに登場すると、早速観客から「あーわ!あーわ!」のリクエストが巻き起こった。

 「ハジけろ!ジャパン」がコンセプトで、女性5人組アイドル「ももいろクローバーZ」などに楽曲を提供しているmichitomo氏がプロデュース。活動の中心は各地のクラブやイベント会場。ダンスミュージックをバックに、巨大扇風機のような大型の泡発生マシンを駆使し、観客スペースに向かって大量の泡を噴射。会場を泡まみれにし、来場者を興奮のるつぼに叩き込む。10月8日には初の楽曲の配信も決定。音楽活動にも力を入れていく。

 この日は泡発生マシンはスタッフが操作したが、時折強い雨が降る悪天候にもかかわらず、約3000人(主催者発表)がTシャツや水着姿で泡まみれになり、大はしゃぎ。メンバーも手応えを感じていた。

 最終目標は2020年の東京五輪でテーマ曲を歌うこと。リーダーのユイは「いろいろなところで日本を元気づけたい」と笑顔。ミナミは「(アイドルの)新しいジャンル。唯一無二の存在になりたい」と意欲十分。バブルを知らない世代のアイドルが、日本を再び活気付けてくれそうだ。

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