ASKA容疑者を送検 薬物使用の再逮捕容疑

[ 2014年5月29日 09:52 ]

送検のため、警視庁東京湾岸署を出るASKA容疑者

 警視庁は29日、覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも使用)の疑いで再逮捕した歌手のASKA(本名宮崎重明)容疑者(56)を同容疑で送検した。

 午前9時ごろ、報道陣のカメラのフラッシュを浴びながら、ASKA容疑者を乗せた車両が東京湾岸署を出た。後部座席のASKA容疑者はうつむき加減で疲れた様子だった。

 ASKA容疑者と知人の栩内香澄美容疑者(37)は、東京都港区のマンションで覚せい剤を所持したとして17日に逮捕され、27日には使用の疑いで再逮捕された。2人の再逮捕容疑は5月上旬~中旬、都内などで覚せい剤を使った疑い。ASKA容疑者は、合成麻薬MDMAも使った疑い。

 警視庁は29日、栩内容疑者も覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで送検した。

 ASKA容疑者は「覚せい剤は自宅で複数回使った」と供述。所属事務所の関係者は「(同容疑者の)様子がおかしかった」と話しており、警視庁組織犯罪対策5課は日常的に薬物を使用していたとみている。

続きを表示

この記事のフォト

2014年5月29日のニュース