事件後初イベントは厳戒警備…ゆりあ「早く一緒に仕事したい」

[ 2014年5月29日 05:30 ]

イベントを終えたAKB48のメンバーが警備員やスタッフに守られながらバスに乗り込む

 AKB48がダーツに挑戦する企画の会見が28日、都内で行われ、厳戒警備の中、木崎ゆりあ(18)らが登場した。

 川栄、入山の襲撃事件後、メンバーが姿を見せるイベントは初めて。当初から一般のファンには非公開だったが、会場はピリピリムード。運営側は防犯上の理由から制服を着た男性警備員4人を配置。さらにスタッフ10人以上が「警備」の腕章をつけて警備にあたった。

 この日は木崎、小嶋真子(16)、田野優花(17)、伊豆田莉奈(18)、相笠萌(16)、向井地美音(16)が参加。事件前は入山も登場する予定だった。6人は待機場所の建物から外に出て、道路を渡って向かいの会場まで歩いて移動。距離は20メートルほどだったが、15人前後の警備スタッフに囲まれながら会場入りした。

 木崎は冒頭、「先日、悲しい出来事が起きてしまったんですが、りっちゃん(川栄)、あんにん(入山)、スタッフさんが早く元気になって、また一緒に仕事がしたい」と神妙な面持ちであいさつ。ステージの両袖では警備員が、約100人の取材陣に目を光らせた。

 トークショー後に取材に応じた際も、警備員がメンバーの両側にピタリと付いた。主催者側から事件に関する質問は全てシャットアウトされた。終了後はやじ馬や通行人が20人ほど会場前に集まったため、警備スタッフ総出でメンバーを囲んで、車に乗り込ませた。

 夜には、「大人AKB」の塚本まり子(37)が都内で、豪仏合作映画「美しい絵の崩壊」(31日公開)の試写会に出席。「早くケガされた3人が回復してほしい」と語った。こちらも警備員4人が塚本に張り付き、終始ガードする徹底ぶりだった。 

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