内田裕也&さしこ 53歳差デュエット「シェキナベイベー」

[ 2014年4月23日 05:30 ]

ジャケット用の撮影に臨んだ内田裕也と指原莉乃

 ロック歌手の内田裕也(74)が29年ぶりにシングル曲を発表する。その名も「シェキナベイベー」で、HKT48指原莉乃(21)との豪華コラボレーションが実現。53歳差のデュエットに「芸能史始まって以来の超異色カップル。日本を明るくしたい」と裕也も燃えている。5月30日に公開される指原の主演映画「薔薇色のブー子」の主題歌となり、6月11日にエイベックスからリリースされる。

 「シェキナベイベー」は「ロケンロール」と並び裕也を象徴するフレーズ。それをそのままタイトルにした楽曲(作詞秋元康、作曲斉門)は裕也にとって「アニー FOR A CHEEK TIME」以来、29年ぶり14枚目のシングルで、初のデュエット曲となる。

 縁結びとなったのは音楽番組だった。12年5月2日、指原のソロデビュー曲「それでも好きだよ」と乃木坂46の「おいでシャンプー」が同日発売で激突。当時放送されていたTBS「火曜曲!」で、売り上げ対決で負けた方に罰ゲームが科せられることになっていた。

 この勝負、乃木坂46に軍配が上がり、敗れた指原への“お仕置き”が数々の武勇伝を残す裕也からのマジ説教だった。その模様は同15日に放送されたが、物おじしない指原に感心したのが裕也。今回、指原の主演映画の主題歌制作に当たり、関係者からラブコールを送られ、「さっしーとだったらコラボレーションしたいね」と話が進んだ。

 指原 「世界中の人が シェキナベイビーなら みんな、しあわせだね」
 裕也 「悲しいことが あったらシェキナベイ ビーだよ」

 若者たちがネットの中だけで匿名で憂さを晴らすような世の中。そんな閉塞(へいそく)した時代に2人が掛け合いで「明るく前を向いて歩いていこう」とメッセージを送る内容になっている。

 「イントロは、さっしーが“裕也”と呼び捨てにする語りから始まる。ちょっとムッとしたんだけど(笑い)、呼び捨てがとても新鮮で、さっしーの語りがまたうまいんだよね。新人に返ったような気持ちでプロモーションも一生懸命、スタッフの皆さんの言うことを聞いて素直に全国に歌を届けに行きたいと思っている」と裕也はコメント。指原も「私もロックンローラーになりきって頑張りました」と仕上がりに満足している。

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2014年4月23日のニュース