あま、ごちと良い流れ…「花子とアン」好調は「枠自体が再評価」

[ 2014年4月23日 17:01 ]

 NHKの石田研一放送総局長は23日、東京・渋谷の同局で行われた定例会見で、好調の連続テレビ小説「花子とアン」(月~土曜前8・00)について「枠自体が再評価された」と自信を見せた。

 先月31日にスタートした「花子とアン」は、18日放送の24・6%を筆頭に、これまですべての回で20%を超える好調ぶり。同局の連続テレビ小説は昨年前期「あまちゃん」、同後期の「ごちそうさん」とヒット作が続いており、「花子とアン」はこれらを上回る好調な滑り出しとなっている。

 石田総局長は「朝のドラマがちゃんとうまくスタートするかはやはり気になる。『あまちゃん』があれだけ人気を呼んで、『ごちそうさん』が始まった時もだいぶ系統が違うので、うまくいくのかと思っていたら、『あまちゃん』よりもいい視聴率でうまくいってくれた。今回も始まってどうかなと思ったら、今のところ、ずっと20%を超えているし、順調にいっている。順調な滑り出しはホッとしている、良かった」と安堵の表情を見せた。

 好調な要因としては「一時期落ち込んだ時もあるが、連続テレビ小説という枠自体が再評価され、かなり浸透してきている。その枠としての評価に加え、スタートの2週間は子役が出ていたが、そこで視聴者の興味を引くところもあったのかと思う」と述べた。

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2014年4月23日のニュース