水森かおり 2015年は「つなぐ」年 紅白巨大ドレス秘話も語る

[ 2014年1月2日 18:46 ]

店頭の特設ステージで書き初めを披露する(左から)水森かおり、はやぶさのヤマト、ヒカル、ショウヤ

 昨年大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」で前年よりパワーアップした巨大ドレスを披露した演歌歌手・水森かおり(40)が2日、東京・銀座の山野楽器本店の初売りイベント「新春スペシャル 銀座初うた2014」に参加した。

 この日は、同じ事務所「長良プロダクション」に所属の歌謡グループ「はやぶさ」のヤマト(20)、ヒカル(26)、ショウヤ(20)も参加。大勢のファンや初もうで客らが詰めかける中、同店頭の特設ステージで水森は「皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は『伊勢めぐり』で最高の歌い納めをさせていただきました。皆さんのお陰だと感謝の気持ちでいっぱいです。2014年も一生懸命頑張りますので、皆さんと一緒にいい1年にしたいと思います。今年もよろしくお願いします」と笑顔であいさつ。

 今年1年の抱負を書き初めで紹介し、はやぶさは「前進」と書き、ヒカルは「僕たちはデビューして今年で3年目を迎えさせていただきますが、まだまだ未熟なので、とにかく前だけを見つめて、前進あるのみということで歌を歌ってまいりたいと思います」、ショウヤは「僕は、精神的にも技術的にも前進できる1年にしたいなと思います」、ヤマトは「まだまだ知らないことがたくさんありますので、この1年をかけていろんなことを経験させていただいて前に進めればと思っています」。

 水森は「つなぐ」と書き、「来年2015年に20周年を迎えさせていただきますが、今年はその大切な20周年につながっていく1年になると思います。20周年につながるいい1年にしたいという思いと、応援してくださるファンの皆さんとのつながり、また、歌をつなぐとか、心と心をつなぐとかいう意味も込めて『つなぐ』という言葉をキーワードにして今年は頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 昨年の紅白の衣装は、本人が着た衣装が6・3メートル、そのうしろに本人を被うようにデザインされた衣装が7・3メートルだという。「今回は、2台のリフターを使って上に伸びたので、迫力は前回の『ひとり長良川』のときよりはあったかなと思います。衣装は『森の精』というイメージで桂由美先生がデザインしてくださったのですが、1000枚の花びらも付けて、歌い終わったときは本当に感動しました。今年もまた出場できるよう頑張りたい」と話していた。

 その後、同店7階のJam Spotで歌唱イベントを行い、最初にはやぶさが、最新シングル「ちょっと待ってよヨコハマ」や、この日、初歌唱の2月26日発売の第3弾シングル「なんで 横浜…」など全4曲を熱唱。

 続いて水森が「私にとって山野楽器さんでの初売りイベントはすごく縁起がいいので、今年もまたここで歌わせていただけて幸せです。今日は、皆さんとこうして1年をスタートさせていただける喜びを噛みしめながら歌わせていただきたいなと思います」とあいさつし、現在、大ヒット中の「伊勢めぐり」をはじめ、「ひとり長良川」「松島紀行」「鳥取砂丘」など全6曲を熱唱した。

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2014年1月2日のニュース