島倉さん悼む…舟木一夫、最後の歌は「ねえさんのケジメ」

[ 2013年11月15日 05:30 ]

霊きゅう車を見送りながら、涙を流す山田邦子

島倉千代子さん 葬儀・告別式

(11月14日 東京・青山葬儀所)
 ▼舟木一夫(後輩歌手)目が悪くて階段を怖がり、一緒に手をつないで上り下りした。最後の歌はお千代ねえさんのケジメだったと思う。自身の中で、崩れそうな気持ちを最終的に支えてくれたのが歌。そこを実感されたと思う。最後まで歌と寄り添えて良かった。

 ▼水前寺清子(後輩歌手)具合が悪いと存じ上げなかった。そういうことをおっしゃることもなかった。強い意志を持った方。最後の歌声は(デビューした)16歳のあの時と同じような声。歌手であることを最後まで大事にされた。

 ▼八代亜紀(後輩歌手)最後の歌は凄く声を振り絞っていらっしゃるようで歌手魂を感じた。命が終わるギリギリまで、しっかり自分のあり方を表現されたのは凄い。

 ▼ジュディ・オング(コロムビアでデビュー当時の後輩)私に人生のつらいこと、悲しい事があった時に「歌があるでしょ」と励ましてくださった。島倉さんの歩く姿から姿勢を感じていた。

 ▼山田邦子(島倉さんのモノマネで人気者に)一緒に歌わせていただく機会もあり、素晴らしい思い出をもらった。大先輩に失礼ですが、本当にカワイイ方。大変なこともおありだったと思いますが、悪口や弱音を吐くことはなかった。

 ▼長山洋子(後輩歌手)私がアイドルから演歌歌手になった時に「洋子ちゃんの仕事に取り組む姿勢が似てるから一緒にご飯食べに行こう」と声を掛けていただいた。もっといろんなことを教えてほしかったです。

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