香取慎吾 タモリは「この人のために頑張りたいと思えた初めての人」

[ 2013年10月27日 06:00 ]

「笑っていいとも!」司会のタモリ

 SMAPの香取慎吾(36)が25日(日本時間26日)、フジテレビの特番収録で訪れているカナダのモントリオールで、同局のレギュラー番組「笑っていいとも!」が来年3月に終了することへの思いを語った。

 94年4月の初出演から20年目。終了の報告を聞いた時の心境を「言葉にならなかった。走馬灯のように自分が出演してきたことを思い返しました」と説明。「こみ上げてくるものが大きすぎて(終了を報じる23日付の)新聞を見ることができませんでした」とショックの大きさを明かした。

 一番の思い出は、07年7月に総合司会を務めた「27時間テレビ」の放送翌日のこと。「いいとも」への出演を終え、タモリ(68)から食事に誘ってもらった。「なぜ誘ってくれたのか聞くと“昨日、頑張っていたから”と言ってくれた。それで、自分は仕事を頑張れているんだということに気づけた」と振り返った。そして「タモさんのことが好きなんです。ついていきたい、この人のために頑張りたいと思えた初めての人でした」と感謝の思いを述べた。

 SMAPでは中居正広(41)、草なぎ剛(39)も日替わりで出演。アイドルとしては異例の生バラエティー出演だったが、タモリやお笑いタレントに囲まれてトーク力を磨き、グループとしても飛躍。その後、ジャニーズ事務所のアイドルたちが、バラエティーでも活躍していく先駆けとなった。

 香取は「たくさんのことを教えてもらう勉強の場だった。“いいとも”に出演していなかったら、SMAPはなかった」と強調。一人で司会を務めるテレビ朝日の生番組「SmaSTATION!!」も「週1回の生放送を経験してきたから、できること」と強調した。

 週明けの28日が、番組終了発表後初めての「いいとも!」出演となる。「今まで以上のことはしません。今まで通りの思いでタモさんの力になりたい」とし「来年3月いっぱいまでタモさんに身をささげたい」と力を込めた。

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2013年10月27日のニュース