F・コッポラ監督、ドミンゴらが受賞 第25回世界文化賞

[ 2013年10月16日 19:16 ]

 芸術文化の発展に寄与した芸術家に贈る第25回高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)の贈呈式が16日、東京・元赤坂の明治記念館で行われた。同協会総裁の常陸宮ご夫妻、同賞の国際顧問の中曽根康弘元首相らが出席。演劇・映像部門の映画監督フランシス・コッポラさん(74)ら5人にメダルと賞金各1500万円が贈られた。

 受賞者を代表して、絵画部門のミケランジェロ・ピストレットさん(80)が「私たちはいま大きな変革期にある。芸術には、未来への道を切り開く力があると信じている」とあいさつした。

 他の受賞者は、「世界三大テノール」として活躍し、音楽部門に選ばれたプラシド・ドミンゴ(72)、彫刻部門のアントニー・ゴームリーさん(63)、建築部門のデービッド・チッパーフィールドさん(59)。

 受賞者5人は16日午前、記念レセプションに出席し、天皇、皇后両陛下と懇談した。

続きを表示

2013年10月16日のニュース