反町、松嶋夫妻の賠償を大幅増額 ドーベルマンかみつき住人退去 

[ 2013年10月10日 19:45 ]

 俳優の反町隆史と松嶋菜々子夫妻がマンションで飼っていた大型犬ドーベルマンが住人にかみついたために、住人が退去したとして、不動産管理会社が夫妻に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は10日、賠償命令額を一審判決の385万円から大幅に増やし、1725万円の支払いを命じた。

 高世三郎裁判長は「小動物以外の飼育を禁じているマンションの規定を破り、住人の安全を守る注意義務に違反した」と指摘。退去後に次の入居者が決まるまでの17カ月間のうち9カ月分の賃料と弁護士費用について賠償する責任があると認めた。

 一審判決は規定違反を認めず、退去の際に管理会社が負担した費用の一部に賠償責任があるとしていた。

 判決によると、2011年5月、反町夫妻が住んでいた東京都渋谷区のマンションの通路で、夫妻の娘が連れていたドーベルマンが住人の女性の脚にかみつき、女性側は「精神的に住み続けられない」と退去した。反町と女性との間では示談が成立している。

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2013年10月10日のニュース