堺雅人主演「リーガルハイ」21・2% 「半沢」超える好スタート

[ 2013年10月10日 10:00 ]

新垣結衣と堺雅人の凸凹コンビが活躍する「リーガルハイ」

 9日にスタートした堺雅人(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「リーガルハイ」(水曜後10・00)の初回平均視聴率が、21・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。堺が前クールで主演し、最終回視聴率42・2%を叩き出した大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS)の初回を上回る好スタート。初回は30分拡大で放送された。

 「半沢直樹」を意識したセリフもあるなど、放送前から話題となっていた「リーガルハイ」。放送当日は堺らが出演者が同局の生放送に出演してPRを続けたこともあり、「半沢」の初回で記録した19・4%を上回り、初回から20%を超える好発進となった。瞬間最高視聴率は午後11時17分の23・5%で、主題歌「SLY」が流れる終盤のシーンだった。

 12年4月クールで放送され、初回12・2%、最高14・5%(第8回)を記録し、国内外で高い評価を得た痛快法廷コメディーの続編。変わり者で破天荒、でも訴訟で負けたことがない毒舌敏腕弁護士・古美門研介(堺)が相棒の黛真知子(新垣結衣・25)とともに、毎回起こるさまざまなトラブルや事件をめぐり、法廷で手腕を発揮していく。今シリーズからこの2人対峙する“天性の人たらし”と言われる若手弁護士・羽生晴樹(岡田将生・24)も加わる。

 そのほかの出演は、第2子出産後連続ドラマ復帰作となる小雪(36)が死刑囚・安藤貴和を演じるほか、「KAT―TUN」の田口淳之介(27)、里見浩太朗(76)、生瀬勝久(52)、小池栄子(32)ら。

 初回は、不敗神話を続ける古美門のもとに、殺害未遂容疑で一審で死刑判決が出た安藤貴和の弁護の依頼が舞い込む。2度の離婚歴がある貴和は、交際相手の運輸会社社長とその娘の毒殺したとされ、元夫たちも不審死しており、保険金目当ての疑惑も持たれていた。マスコミがこぞって“世紀の悪女”として貴和をバッシングする中、古美門は貴和からのある提案で勝ち目がないと思われる案件にもかかわらず、弁護を引き受けることに。控訴審で古美門たちの前に立ったのは、弁護士職務経験として古美門法律事務所にいた検察官・羽生と、一風変わった主任検事・醍醐(松平健・59)だった。そんな中、毒物の出所を追っていた黛は…という展開だった。

 前クール(7月~9月)の同枠ドラマ「ショムニ2013」(江角マキコ主演)の初回は18・3%だった。

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