片岡仁左衛門右肩手術「肩腱板断裂」11月以降休演

[ 2013年10月5日 06:00 ]

片岡仁左衛門

 松竹は4日、歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(69)が右肩の手術を受けるため、11月の東京・歌舞伎座公演と11月末から12月にかけての京都・南座「吉例顔見世興行」を休演すると発表した。復帰時期は未定。

 9月末に、腕の骨と肩甲骨をつなぐ腱である肩腱板の断裂と診断されたという。歌舞伎座の10月公演に25日まで出演し、その後、手術を受ける。

 仁左衛門は報道各社に「昨年より痛めていた右肩が悪化し、早期の手術と長期の療養が必要となりました」と報告。歌舞伎界では、中村勘三郎さん、市川団十郎さんが相次いで他界。先月には坂東三津五郎(57)がすい臓がんの手術を受けており「歌舞伎界にとって大切なこの時期に非常に残念で、心の痛みもひとかたではありません」と苦しい胸中を明かした。11月の歌舞伎座公演は中村吉右衛門(69)、中村梅玉(67)らが、南座公演は片岡愛之助(41)らが代役を務める。

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2013年10月5日のニュース