日大山形“英語校歌”が話題 歌いだしは「ボーイズ・ビー…」

[ 2013年8月22日 06:00 ]

第95回全国高校野球選手権準決勝 日大山形1―4前橋育英

(8月21日 甲子園)
 日大山形は「ボーイズ・ビー・アンビシャス」と英語で始まる校歌も話題になった。

 作詞は山形市出身の詩人でドイツ文学者の故神保光太郎氏。神保氏は埼玉県浦和市(現さいたま市)を創作の拠点としていたが、山形県内の高校校歌の作詞を数多く手がけている。その中でも、歌い出しが英語の日大山形の校歌は知名度が高い。校歌は3番まであるが、いずれも札幌農学校(現北海道大学)初代教頭のクラーク博士が残した名言「ボーイズ…」で始まる。

 神保氏の息子の故神保史郎氏も小説家、漫画原作者として活躍。史郎氏はスポ根ドラマの草分けとして知られる「サインはV」の原作者。1966年に18歳で書いた同名漫画が「週刊少女フレンド」に連載され大ヒット。69年に岡田可愛(64)、73年に故坂口良子さん主演で2度ドラマ化されている。

 ちなみに、甲子園で歌われた英語の歌詞入り校歌では、高崎健康福祉大高崎(群馬)の♪ビー・トゥギャザー ビー・トゥギャザー――の歌い出しも話題になった。

 【日大山形校歌】

ボーイズ・ビー・アンビシャス
わかものよ 高き理想を
涯(かぎ)りなきもの 蔵王の姿
われら行く この道を
永遠の 真実の道よ
日本大学山形学園 花咲く学園

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