関西テレビ、報道局長ら3人処分 インタビューで別人映像使用

[ 2013年8月9日 16:46 ]

 関西テレビ(大阪市)は9日、報道番組「スーパーニュースアンカー」のインタビューで別人の映像を使用した問題で、小川誠報道局長を減給、報道局の専任部長と取材を担当した記者をけん責の処分にした。また、報道担当の取締役が報酬の一部を返上した。

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は、2日に発表した意見書で、同番組について「放送倫理に違反する」などと厳しく批判していた。

 番組は昨年11月に関西ローカルで放送。証言者に撮影を断られたため、スタッフの後ろ姿の映像にモザイクを掛け、声を変えた証言者本人のインタビュー音声とともに放送した。

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2013年8月9日のニュース