瞬間最高は30%!またまた上げた「半沢直樹」第4話で27・6%

[ 2013年8月5日 10:00 ]

TBS「半沢直樹」で主演する堺雅人

 堺雅人(39)主演のTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜後9・00)の第4話が4日に放送され、平均視聴率が27・6%、瞬間最高視聴率は30・0%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。

 初回(7月7日)に視聴率19・4%の上々のスタートを切った後、第2話(7月14日)が7月スタートの民放ドラマで最高の21・8%を記録。第3話(7月28日)では、フジテレビ「ガリレオ」初回(4月15日放送)と、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」第78話(6月29日)で記録した22・6%を上回り、今年放送されたドラマで最高の22・9%を記録し、第4話ではここからさらに5ポイント近くも上げた。4話までの平均は22・3%となっている。

 順調に右肩上がりの上昇を続けており、平均視聴率での30%超えも視野に入ってきた。「やられたらやり返す。倍返しだ!」という決めゼリフとともに、銀行員が内外の敵に立ち向かう物語に多くのサラリーマンに共感を呼んでいる。物語の盛り上がりとともに、まだまだ快進撃が続きそうだ。

 直木賞作家、池井戸潤氏の人気小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」の初の映像化。4月に女優の菅野美穂(35)と結婚した俳優の堺は既婚者となってから初のドラマ。堺が演じるのはバブル期に入行し、上司に啖呵(たんか)を切って間違いを指摘する真っすぐな性格を持つ銀行員・半沢直樹。“敵”を追い詰める攻撃的な顔と、部下や家族への優しい顔の両面を持つサラリーマンのヒーローのような主人公の活躍を描いている。

 半沢を明るく爽やかに支える妻・花役を上戸彩(27)が演じる。上戸も昨年9月にEXILEのHIRO(44)と結婚後初の連続ドラマ出演で、堺と上戸は同局の「ひと夏のパパへ」(03年)以来10年ぶりの共演となる。そのほかの共演は、主人公に常務役の香川照之(47)をはじめ、北大路欣也(70)、及川光博(43)、「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔(20)、壇蜜(32)、片岡愛之助(41)ら。

 第4話は、竹下(赤井英和・53)から送られてきた写真を見た半沢はがく然とする。そこに写っていたのは、東田(宇梶剛士・50)と仲良さそうにする支店長の浅野(石丸幹二・46)の姿だった。2人は中学の同級生だったのだ。2人が裏でつながっていたことが分かったものの、共謀の証拠はない。半沢は東田の隠し口座を探しつつ、浅田の不正の証拠を探るべく、奔走する。そんな中、鍵を握る東田の愛人・未樹(壇)に接触するも、なかなか口を割ろうとしない。未樹が「ネイルサロン」を開くことを目標にしていることが分かった半沢は、銀行から正式な融資を受けるよう提案し、東田から未樹を引き離そうと画策するが…という展開だった。

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