道頓堀角座がお披露目 井上社長「次のスターを生み出したい」

[ 2013年7月27日 06:00 ]

大阪・道頓堀に完成した「道頓堀角座」

 道頓堀角座がお披露目された。角座は江戸時代の芝居小屋を起源に上方演芸の殿堂として栄え、1984年に演芸場が閉鎖。松竹芸能の井上貴弘社長は「次のスターを生み出したい」と力を込めた。

 道頓堀角座から約50メートル西にあるZAZAでは、ライバルの吉本興業がヤナギブソンらの会見を開いた。今後、道頓堀界隈がお笑い激戦区となることが予想されるが、井上社長は「吉本さんが公演されるのはありがたい。ここが“演芸の通り”となれば」、吉本側も「一緒に盛り上げていけたら」と相乗効果を期待していた。

 また、肝臓がんで闘病中の落語家笑福亭松喬(62)が29日の道頓堀角座こけら落とし公演を休演すると発表。21日の独演会も体調不良で中止しており、「自宅療養を続けていますが暑さで食も細く、出演は難しい」と説明した。

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2013年7月27日のニュース