加瀬亮 木下恵介監督役に緊張「ゆかりの人も来ていると」

[ 2013年5月24日 08:07 ]

映画「はじまりのみち」舞台あいさつに出席した(左から)濱田岳、田中裕子、加瀬亮、ユースケ・サンタマリア、原恵一監督

 映画「はじまりのみち」(監督原恵一、6月1日公開)の完成披露試写会が23日、都内で行われ、主演の加瀬亮(38)らが出席した。

 「二十四の瞳」「楢山節考」などで知られる、故木下恵介監督の若き日を描いた作品。同監督を演じる加瀬は「きょうは木下組ゆかりの方も来ていると聞きました」と緊張気味。役作りについて「監督のことを調べ、勉強したけど、映画はフィクション。イメージは横に置いて演じました」と明かした。

 アニメ「クレヨンしんちゃん」シリーズなどを手掛けてきた原監督は、今作が実写映画初挑戦。「実写は別物だと思ってはいたが…仕事のやり方がだいぶ違った。でも、いいものができちゃいましたよ」と胸を張った。

 木下監督の弟の木下忠司さん(97)も来場。花束を贈られた加瀬は「実際の木下監督をよく知っておられるので、映画をどう思われるかは不安。でも心を込めて作った。楽しんで頂ければうれしい」と話した。

 母親役の田中裕子(58)、兄役のユースケ・サンタマリア(42)、濱田岳(24)も出席した。

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2013年5月24日のニュース