吉右衛門 勘三郎さん、団十郎さん死去で「今が一丸となる時」

[ 2013年3月19日 06:00 ]

記者会見で新しい歌舞伎座について話した中村吉右衛門

 東京・銀座の歌舞伎座のこけら落とし公演が4月2日から始まるのを前に人間国宝の中村吉右衛門(68)らが18日、都内で記者会見を行った。

 「若い人を見守っていくのが私の務め。至高の高みを目指し、次代を担う役者に継承していきたい」と抱負。中村勘三郎さん、市川団十郎さんが相次いで亡くなり「今が一丸となる時。命懸けでやりたい」と話した。松竹の迫本淳一社長は、劇場に併設するオフィスビルの入居率について「6~7割。賃料によるが、年間50億円強の売り上げを望んでいる」と話した。

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