勘三郎さん 5歳時のレギュラー番組音源も 大竹しのぶラジオで追悼

[ 2012年12月6日 13:41 ]

集まった報道陣に気丈に対応する大竹しのぶ

 ニッポン放送は6日午後10時から「大竹しのぶのオールナイトニッポンGOLD」を放送。5日に亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(享年57)の最期をみとった大竹が、故人の思い出を語る。

 番組では、勘三郎さんが5歳の時のニッポン放送レギュラー番組「大人の幼稚園」音源もオンエア。1961年4~9月、月~土曜の午前7時45分から放送された5分間の番組。純粋な子供の言葉で大人に教訓を与えようという趣旨の企画で、生徒役の俳優・三木のり平さん(故人)は勘三郎さんを当時の名前で「勘九郎先生」と呼んでいた。

 ニッポン放送広報室は「当時のニッポン放送社内報には5歳にして既に“天才豆俳優・勘九郎”と紹介されているほどの人気役者さんでした。しかし、その勘九郎先生、5歳なので字が読めない、つまり台本が読めない。喋るかどうかはご機嫌次第。が、それが功を奏して、アドリブが生かされ、面白い番組に。当時の録音を聴くと、勘三郎さんのトークの妙はもう、この5歳の頃から発揮されていたのだと実感します」としている。

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2012年12月6日のニュース