華原朋美「最後のチャンス」５年ぶり復帰！来月ＦＮＳ歌謡祭出演

５年ぶりに芸能界に復帰する華原朋美（ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　Ｔａｔｓｕｏ　Ｗａｔａｎａｂｅ）

　０７年に芸能活動を休止した歌手の華原朋美（３８）が、５年ぶりに活動を再開する。前所属事務所「プロダクション尾木」が２３日、専属契約を近く結ぶ運びとなったと発表。復帰後最初の仕事は、来月５日午後７時から生放送されるフジテレビの音楽特番「ＦＮＳ歌謡祭」への出演となる。

　同社の尾木徹社長は「本人の強い希望により、再度契約を結び芸能界へ復帰させていただく運びとなりました」と説明。華原も直筆コメントを寄せ、「私には歌うことしかできません。今までお世話になった全ての方々への恩返しのつもりで頑張ります」と決意表明。今月撮影した宣材写真も公開され、健康的な表情を見せている。

　華原は０７年６月、仕事のドタキャンなどが続き“制御不能”を理由に同社を解雇され活動休止。当時は睡眠薬など薬物依存により心身のバランスが崩壊していた。休止後もその状態から抜け出せず、１０年１１月から「自分自身を見つめ直す」と父が住むフィリピンに移住。難病の子供のボランティア活動に従事し、昨年１１月の帰国後も実兄が経営する高齢者介護施設を手伝ってきた。

　これらの活動を通じて健康状態も良好となり、「世の中で苦しみ悩んでいる人たちのお役に立てないか」と歌手復帰を強く意識するように。尾木社長に復帰への思いをつづった手紙を送り、今年９月から話し合いを開始。尾木氏は半月ほど前に会った際「目を見て、これなら大丈夫だとハッキリ分かった」と復帰させることを決断した。華原は「最後のチャンス」と自分に言い聞かせており、完全復活へ向けて気合十分だ。