「放浪記」原作者故郷の尾道市でも惜しむ声

[ 2012年11月16日 06:00 ]

森光子さん死去

 代表作「放浪記」の主人公で原作者の林芙美子が少女時代を過ごした広島県尾道市でも森さんの死を悼む声が聞かれた。

 芙美子の命日をしのぶイベント「あじさいき」を主催している崎谷倫子さん(63)は「“放浪記”を熱い思いで長く演じ続けてくださった。来年のあじさいきは、森さんへの追悼の思いも込めたい」と話した。森さんは1994年に尾道市を訪れ、あじさいきに参列。数年前には、崎谷さんらの「あじさいの会」に森さんから「あじさいきをこれからも続けてほしい」との手紙が届いたという。

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2012年11月16日のニュース