百恵、りえ激写…篠山紀信氏「ハッとグッと」極意を披露

[ 2012年9月24日 08:10 ]

篠山紀信氏を特集している「芸術新潮」10月号表紙

 芸術新潮が25日発売の10月号で写真家篠山紀信氏(71)の大特集を組んでいる。

 「“写真力”って、なんだ!?」と題した約100ページ。60年代から一線で活躍し、山口百恵、宮沢りえらを撮り下ろした数々のポートレート、複数のフィルムをつなげて1枚の写真としてダイナミックに表現する「シノラマ」、さらにはデジタル表現に新機軸をもたらしたdigi+KISHINなど常に時代を“先撮り”してきた巨匠の作品を網羅している。

 「編集部の書いた言葉では、写真に対する自分の熱い思いが伝わらない」という理由で解説文は自ら執筆。「ハッと感じたらグッと寄って、パチパチ撮れ!」「クローズアップは伝家の宝刀!」など生きた言葉で極意を披露しているのもユニーク。「篠山紀信展 写真力」を全国で展開中で10月3日からは新宿区初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。

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