米倉涼子 ブロードウェーで主演!終了後も「すごく緊張」

[ 2012年7月11日 18:14 ]

10日、米ニューヨークで、ブロードウェー・ミュージカルに初主演した後、感想を語る米倉涼子(中央)

 女優の米倉涼子が主演するミュージカル「CHICAGO」が10日夜(日本時間11日午前)、ニューヨークのブロードウェーで初上演された。日本人女性がブロードウェー・ミュージカルで主演するのは、1958年に故ナンシー梅木が「フラワー・ドラム・ソング」を演じて以来、54年ぶり。

 一部だけ日本語をはさんだが、全編英語での演技。終了後、米倉は記者団に「まだ手が震えている。楽しかったけど、楽しかったことが分からないくらい緊張した」と興奮気味に話した。

 オクラホマ州から観光で来た不動産業ローリー・アデミルイさんは「一部、分からない部分があったけど、初めての英語での演技としては素晴らしかった。彼女を好きになったわ」と話した。

 20年代後半のシカゴを舞台に、自分を捨てようとした浮気相手を殺して刑務所に入った女性ロキシー(米倉)が、敏腕弁護士を雇い無罪を勝ち取ろうとする物語。

 米倉は2008年と10年、日本版「CHICAGO」に主演。11年1月ごろから米倉側と米側との間で、米倉のブロードウェー版の主演について交渉を重ね、今年3月に決まったという。(共同)

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2012年7月11日のニュース