諸星和己 自虐的に「解散したグループばっかりじゃないか!」

[ 2012年7月11日 17:51 ]

ミュージカル「走れメロス」制作発表会に登場した(左から)諸星和己、河村隆一、鈴木亜美

 9月に上演されるミュージカル「走れメロス」制作発表会が11日、都内で行われ、主演の河村隆一(42)、諸星和己(41)のほか、鈴木亜美(30)、IZAM(40)、玉置成実(24)ら出演者が顔を揃えた。

 1940年に発表された太宰治の短編小説「走れメロス」をモチーフに、全曲河村の書き下ろしの楽曲で紡ぐミュージカル。

 太宰治を演じる河村は「2度目の太宰役で、勝手にシンパシーを感じています。すごく好きです」と役への思い入れを熱く語った。今回は自身初となる劇中楽曲をすべて書き下ろす。1年ほど前から脚本家と話し合っているとはいうが、楽曲はまだ出来上がっておらず、諸星から「できてないの?」と厳しいツッコミを浴び、河村は「現在は15曲作っています。さまざまなジャンルの曲を書いていて、それをどういうふうに台本にリンクさせていくかで足踏みしている」と現状を報告した。

 一方、諸星は太宰の友人という設定で、太宰の学生時代のペンネームである辻島衆二を演じる。河村とはプライベートでも仲が良いという諸星は「2年前から一緒に何かやろうとしつこくアプローチされていた。カラオケとかに連れていかれて、僕を接待したりするんです。今年に入って、仕方ないので受けることにしました」と初の共演が実現したいきさつを明かした。

 「まったく違うジャンルの人たちがそろって、何が起こるわからない」と期待を膨らませるも、司会から豪華キャストと紹介されると、「そうでもないでしょ?解散したグループばっかりじゃないか!」と元光GENJIの諸星らしく自虐的にPR。これに対し、LUNA SEAに所属する河村は「俺は戻ってる。再始動してる」と胸は張っていた。

 東京公演はBunkamuraオーチャードホールで9月8日~11日に上演される。

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2012年7月11日のニュース