小宮山厚労相、引き下げ検討…国民の声「承知している」

[ 2012年5月26日 06:00 ]

「次長課長」河本母 生活保護受給問題

 小宮山洋子厚生労働相は25日午後の衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、生活保護費の支給水準引き下げを検討する考えを表明した。生活保護の受給開始後、親族が扶養できると判明した場合は積極的に返還を求める意向も示した。

 小宮山氏は、生活保護費の支給水準について「国民の中に納得できないとの声があることを承知している。検討したい」と強調。「自民党の提起も踏まえて、どう引き下げていくのか議論したい」とも述べた。自民党の永岡桂子氏に対する答弁。

 また、河本の母親が生活保護を受給していたことについては「生活保護制度の信頼を失わせる。扶養義務者には責任を果たしてほしい」と指摘した。

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2012年5月26日のニュース