「フラガール」の奮闘紹介 北京で映画上映

[ 2012年5月26日 19:13 ]

 東日本大震災で被災した福島県いわき市の温泉施設スパリゾートハワイアンズのダンスチーム「フラガール」が震災からの復興に向け奮闘する姿を追ったドキュメンタリー映画「がんばっぺフラガール!」の特別上映会が26日、北京の日本大使館で開催された。

 中国語字幕付きで上映。東京電力福島第1原発事故による風評被害に苦しむ福島県の状況を正しく理解してもらうため、大使館が主催した。中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」などを通じて参加者を募集し、約110人が鑑賞した。

 上映後、講演した福島県上海事務所の渡辺憲夫副所長は県内の大半の地域の放射線量が上海など世界の主要都市と差がないことを説明。「ぜひ福島県に来て県の現状をみてほしい」と呼び掛けた。

 日本大使館は今後、中国各地で同映画の上映会を開く予定。(共同)

続きを表示

2012年5月26日のニュース