「家族のうた」打ち切り…フジ社長「共感を得られなかった」

[ 2012年5月26日 06:00 ]

 フジテレビの豊田皓社長は25日の定例記者会見で、日曜夜の連続ドラマ「家族のうた」の視聴率低迷による打ち切りについて「主人公の口調や態度が視聴者の共感を得られなかった」と話した。

 打ち切り発表以来、1000件以上の継続希望の声が寄せられたことを明らかにした上で、豊田社長は「早めに終わるのは残念だが、放送する側としては支持される番組を流す責任もある」と述べた。

 「家族のうた」は、オダギリジョー(36)が演じるロックミュージシャンが、子供たちに振り回されながら、父親として成長する姿を描くドラマ。5月6日放送分の視聴率が関東地区で3・1%となるなど、ゴールデンタイム(午後7~10時)としては異例の低さだった。3話分を短縮し、6月3日放送予定の第8話を最終回とすることを決めていた。

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2012年5月26日のニュース