【元社長の反論全文】「ネガティブな情報を週刊誌に流すと疑われた」

[ 2012年4月9日 13:55 ]

 ◆「幸子プロモーション」元社長の“反論”全文(2)

 しかし、話し合いはなかなか始まりませんでした。林さんが、幸子プロの財務状態を確認しないと、退職慰労金などの提案が出来ないとのことでしたので、話し合う前に、帳簿や通帳や会社の全ての書類を提出させられることになったのです。

 それら全てを引き渡し、林さんが精査してご納得いただいたのは3月末であると聞いております。そして4月2日から弁護士間で話し合いが行われたそうですが、私の代理人であるB弁護士(原文では実名)によると、A弁護士(原文では実名)から私が辞任する事などを条件としてある程度の慰労金を支払うとの提案があったそうです。私は、長年の功績を認めてくれたものと思いましたが、その支払い方法と内容を聞いて愕(がく)然としました。

 その支払い方法とは、慰労金の支払を2回に分割する、そしてその理由は、私が退職後に何らかのネガティブな情報を週刊誌などに流す事を疑い、その心配が解消された時期に払いたい、だから、小林さんがどうしてもここだけは譲れない、ということでした。

 これには、まず普段冷静なB弁護士が激怒したそうです。円満に退社し、きれいに会社を引き渡したいと思っているC(元社長、原文では実名)を疑ってかかっている、これほど円満退社に向けた努力に水をさすものはないと、B弁護士がおっしゃいましたが、私は怒りよりも悲しみで一杯でした。33年間、苦楽を共に、人生の大半を一緒に過ごしてきたパートナーの過去や未来を疑うという考え方は私にはありませんでしたので、このような結果が残念でなりません。

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2012年4月9日のニュース