女優開眼したribbon時代…永作博美「反抗的な目をしていた」

[ 2012年3月5日 14:13 ]

劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」製作発表に出席した永作博美

 女優の永作博美(41)が4月から上演される舞台「劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』に参加することになり、5日に都内で行われた製作発表にダブル主演の藤原竜也(29)をはじめ、高橋克実(50)、古田新太(46)ら共演者と出席した。

 永作は劇団☆新感線の作品に参加するのは1993年上演の「TIMESLIP 黄金丸」以来19年ぶり2度目。「19年前に初舞台を踏ませていただいた新感線にまた出られるということで、うれしい。念願の2度目です」と満面の笑み。

 「今回の作品はびっくりするぐらい新感線の作品にしてはヘビーな要素が含まれていて、(役作りは)思案中です。でも、しっかり新しい新感線の作品として見ていただけるような気持ちで作品を作っていきたい」と意気込んだ。

 初舞台を踏んだ19年前、永作はアイドルグループ「ribbon」として活動中だった。「あれだけの(セリフの)量を覚えるのも初めてでしたし、その当時は芝居をしたくなかったんです。何で芝居をしないといけないんだ!って思いながら、稽古場に行っていたので、軽く反抗的な目をしていたかなと思う」と当時を振り返り、苦笑いした。

 「とにかくただただ必死だった。でも、大汗をかきながら最後までやり遂げて、これが演劇なのかなって教えられた気がした。私には芝居に開眼させられた場所。もしあれがなかったら今もう少し違うことしていたかもしれない。それぐらい大事な思い出」と女優・永作博美にとって初舞台が大切なキャリアであることを明かした。

 演出のいのうえひでのり氏も「本当に女優開眼の瞬間があったんです。そして、今やびっくりするぐらいお芝居のうまい女優になった」と太鼓判、19年ぶりのタッグに期待を寄せた。

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