新田晃也 歌手生活47年で初の追い風 5月に新曲

[ 2012年2月28日 12:25 ]

デビュー47年目を迎えた新田晃也

 歌手生活47年目を迎える演歌系シンガー・ソングライター、新田晃也(こうや、67)を激励する集い「“さらなる飛躍!!新田晃也”を聴く会」が27日、東京都新宿区の京王プラザホテルで行われた。

 熱烈なファンや関係者など合わせて約350人が詰めかけ、新田は一昨年リリースした歌手生活45周年記念シングル「振り向けばおまえ」をはじめ、全13曲を熱唱。故阿久悠さんが作詞・企画・構成・語りを手がけ、新田が「上村次郎」の芸名で歌ったドキュメンタリー歌謡アルバム「阿久悠の我が心の港町」から「我が心の港町」のほか「イヨマンテの夜」、5月9日にリリースされる新曲「寒がり」なども披露した。

“巷の大物”として愛されてきた新田は「昭和34年に集団就職列車に乗り、生まれ故郷の福島県伊達市を出発して東京に出てきてから52年。22歳の時に銀座のクラブで弾き語りを始め、歌手生活は今年で47年。今でもこうして皆さんの前で歌えることが夢のようです。これを機に、さらに飛躍できるように頑張ります」と、今後も息の長い歌手として磨きをかけていくことを誓った。

 発起人代表を務めた音楽評論家の小西良太郎氏は「長い歌手生活の中で汚れていない。歌も崩れていない。自分の身の丈に合った歌手生活を通す、しぶといやつです。67歳にして初めてつかんだ追い風のチャンスに覚悟を決めていると思う。兄貴分の一人として応援していきます」と温かく激励した。

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2012年2月28日のニュース