長澤まさみ二役初挑戦…「クドいな」

[ 2012年2月1日 14:43 ]

WOWOW連続ドラマW 東野圭吾「分身」制作発表記者会見に登場した長澤まさみ

 女優の長澤まさみ(24)が1日、都内で行われた「WOWOW連続ドラマW 東野圭吾『分身』」制作発表記者会見に登場した。

 主演の長澤は、札幌に住む女子大生の鞠子と東京で音楽で成功することを夢見る双葉という容姿がまったく同じの2人の女性を演じている。

 初めて一人二役に挑戦した長澤は「今まで女優という仕事をしてきて、初めての経験で挑戦だなと思いながら日々撮影していた。お芝居って一人でやるものじゃないんだってすごく思った。一人でお芝居するってことで大変さも身にしみたし、お芝居の深さも知れた。この役をやってよかった」と充実の表情を見せた。

 「一日の中で鞠子になったり、双葉になったりと入れ替わり立ち替わりで演じていた。鞠子の場合は姿勢を良くしたり、所作に気をつけていましたね。双葉は潔さだったり、男らしさを出したりして演じ分けていましたね。ただ、私、私…って感じで“クドいな”と思いましたね。(仕上がりを)想像すると、ちょっと不思議」と苦笑い。

 とはいえ、同席の永田琴監督(40)から「完全に別の人になっちゃってたのでびっくりしました」と太鼓判を押され、満面の笑顔を見せていた。

 ベストセラー作家、東野圭吾氏の同名傑作サスペンスの初ドラマ化。北海道と東京を舞台に、瓜二つの女性たちが出生の秘密を巡る医療科学ヒューマンサスペンス。12日より全5話で放送(日曜後10・00、第1話は無料放送)。

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