涙で語った裕次郎さんのセリフの意味は…渡哲也が思い明かした

[ 2012年1月12日 14:58 ]

「西部警察」「大都会」シリーズDVD化記者発表で思い出を語る渡哲也
Photo By スポニチ

 俳優の渡哲也(70)が12日、都内で行われた人気ドラマ「西部警察」「大都会」シリーズDVD化共同記者発表に登場。28年前に放送された「西部警察」ラストシーンの“意味”を語った。

 1979年から始まった「西部警察」シリーズの最終回「大門死す!男達よ永遠に」(84年10月22日放送)で、霊安室で眠る渡に向かって石原裕次郎さんが語りかけるというシーンが渡にとって印象深かったという。「台本には一切ないことを話すということで、ライティングだけして、スタッフは皆外に出て。カメラマン1人と録音さんだけいたんでしょうか」。ほぼ2人きりという状況で、しかもあらかじめ用意されたセリフではないので、何を言われるのか見当もつかなかったのだとか。

 「石原さんが泣きながら語りかけてくるんですね。“弟のように思っていた”というようなことを。当時を思うと、わたしも年齢的にちょうどいい頃で、各映画会社からいろいろな映画の誘いがあったんですね。ただこの西部警察があったことで映画に出演できなかった。そういうことも含めて石原さんがわたしに対する思いを語ってくれた。そういう風に思っております」。かみしめるように深い思いを吐露した。

続きを表示

この記事のフォト

2012年1月12日のニュース