“一部ナマ”効果?香里奈主演の月9、最終回で最高18・4%

[ 2011年12月20日 10:00 ]

フジテレビ系月9ドラマ「私が恋愛できない理由」に出演した(左から)大島優子、香里奈、吉高由里子、稲森いずみ

 香里奈(27)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「私が恋愛できない理由」(月曜後9・00)の最終回が19日に放送され、平均視聴率が18・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。

 初回で17・0%の好スタートを切った後も、常に15%前後をキープする安定感で、全話の平均でも16・0%となった。30分拡大で一部ナマという異例の放送となった最終回では、これまでの最高を記録し、有終の美を飾った。

 恋愛できない女たちが互いに本音をぶつけ合いながらも、本当の幸せを探していく姿を等身大で描くラブストーリー。主演の香里奈は男っ気なしのアラサー独身キャリアウーマンの主人公が演じる。このほか、その後輩で不倫の恋にはまるキャバクラ嬢を吉高由里子(23)、男に「都合のいい女」として扱われ、「重い」と言われてしまう派遣社員を「AKB48」の大島優子(23)が演じている。大島が月9にレギュラー出演するのは初めて。このほか、稲森いずみ(39)、田中圭(27)、倉科カナ(23)、萩原聖人(40)らが出演した。

 最終回は 引き抜きの話を断り、優(田中)とアメリカに行く決意をした恵美(香里奈)だったが、ひかり(倉科)の思いを知り、決心がつかないでいた。一方、咲(吉高)は美鈴(稲森)と2人きりで会い、自分の拓海(萩原)への気持ちを伝えるが、美鈴も自分にも拓海が必要で、離れたくないと告げた。その頃、真子(大島)はアルバイト先の店長、榎本信司(青柳翔・26)が気になり出していて…という展開だった。

 前クール(7~9月期)の同枠ドラマ「全開ガール」(新垣結衣主演)は全話平均で12・3%。オーソドックスな“月9”らしい恋愛ドラマを描いたことが受け入れられたか、平均でも近年のドラマで合格点とされる15%超となり、終始安定した数字を残したと言えそうだ。

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2011年12月20日のニュース