ガガ いじめ防止啓発へ財団設立「いじめは法律で禁止すべき…」

[ 2011年11月3日 10:00 ]

いじめ防止啓発へ財団を設立するレディー・ガガ

 米人気女性歌手のレディー・ガガが、子どもたちのいじめ防止の啓発活動をする「ボーン・ディス・ウェイ財団」を設立する。この活動でガガと提携する、米ハーバード大のインターネット関連の研究機関が2日、発表した。

 ニューヨーク州の同性愛者とみられる14歳の少年が9月、学校でいじめを受け自殺。米メディアによると、この少年がガガに勇気づけられたという趣旨のメッセージを残していた。ガガは短文投稿サイトで「声を上げて泣いた。いじめは法律で禁止すべきだ。こんなことは終わらせなければ」と述べていた。

 ガガは、東日本大震災の被災者支援を呼び掛けるなど、チャリティー活動に熱心。自由奔放なファッションや、同性愛者への連帯をたびたび表明していることでも知られる。

 財団はガガの最近のヒット曲にちなんで名付けられた。ガガと母親のシンシア・ジャーマノッタさんが運営。来年活動を始めるという。(共同)

続きを表示

2011年11月3日のニュース